この記事では2021年7月13日に発売された「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 5巻」の感想を書いています。

引用:「「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 5巻」表紙
「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 4巻」の感想は以下のリンクからどうぞ
お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 5巻
あらすじ
長い両片想いを経て、新たな関係性に一歩踏み出した周と真昼。お互いに未経験のことばかりに戸惑いながら、少しずつ距離を縮めていく。
学校でも二人のことで話題は持ち切りで、辟易する周だったが、顔を上げるようになった周の姿に周囲の見方も徐々に変わっていく。一方、その様子を見た真昼は、気が気でない様子で――
そして迎えた夏休み。二人きりででかけたプール。一緒に帰省することになった周の実家。これは積み重ねていく、二人の思い出の軌跡――
可愛らしい隣人との、甘く焦れったい恋の物語。引用:Amazon.co.jp: お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件5 (GA文庫) eBook : 佐伯さん, はねこと: 本
感想
4巻のラストで正式に周と真昼は付き合うこととなりました。そして、5巻では恋人となった2人の様子が描かれています。
5巻での主な出来事は2人が付き合っている事実を学校全体に明かし、学校でもいちゃいちゃしている様子、2人がプールに行く話、周の実家に2人が行く話などが描かれました。
これまで通り、2人がいちゃいちゃしていることに変わりはありませんが、以前とは違い、その範囲が異なっています。
以前は基本的に周の部屋でのみでしたが、2人は学校中に付き合っていることを明かしたため、学校でもいちゃいちゃしている様子が描かれています。
そのため、どこでもという状態になっており、糖分過多です(笑)糖尿病になっちゃいます。
2人がいちゃいちゃしている様子をクラスメイトたちがああだこうだ言っている様子はこれまでにない描写だったので、個人的に面白かったです。
5巻の出来事は上に挙げた通り、あまり多くはないのですが、2人が行う一つ一つの出来事が微笑ましく、以前までのように周りに関係性をばらさないように気にすることなく、触れ合っている様子を見ることができ、大満足でした。
全体を通して、ニヤニヤしながら見ていたので、表情筋が(笑)
外で読むのであれば、周りに注意しながら読んでくださいね。ずっとニヤニヤしてて変な奴って思われるかもしれません。
さて、正式に付き合い始めた周と真昼ですが、2人は付き合う前からすでに恋人同士の距離感でした。
付き合い始めてからこれまでの距離感が恋人同士の距離感だったことに気付いたのは可愛らしかったです。(なぜあの距離感で付き合ってないんだと何度ツッコんだことか)
2人は付き合い「恋人」という肩書になったことで、話の序盤は互いに距離ができているところに初々しさや可愛らしさを感じました。
5巻の主な出来事として、プールと周の実家への帰省があります。
まずはプールの話についてですが・・・
口絵で描かれた真昼の水着姿にもうやられてしまいました。あんなの反則です。
プールや海で定番の彼女がナンパされるというイベントもしっかりと発生し、真昼が1人になったタイミングでナンパされてしまいました。
周がその現場に合流した後、最終的に真昼が正論を相手にぶつけ、ナンパ相手は困惑していましたね。
真昼の言葉が正論すぎて、相手は何も言えなくなりますよね。
ちなみに、真昼が購入したらしいもう一着の黒の紐の水着はいつ見ることができるのでしょうか・・・(先生方、口絵と共に次巻で楽しみにしています)
周の実家への帰省では真昼が周の両親に取られていしまい、周が少しいじけて拗ねている様子は可愛かったです。(2人の掛け合いも可愛いのに、単体でも可愛いってもう・・・)
また、周の地元を2人で散歩している際に、周は過去と決別することもでき、周と真昼が出会うことができて本当に良かったと改めて思いました。
過去との決別はかなり簡単に描かれ、周にとってすでに完全に過去のことであり、過去に目を向けていないということが表れていましたね。
1巻を通して、2人とも互いのことが「好き」という想いが溢れており、幸せな気持ちで読むことができました。
6巻では帰省の続き、そして夏休み後の話などが描かれると思います。(もしかしたら夏休み中の話のみで終わるかも?)
6巻の発売も待ち遠しいですね。
お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 6巻
「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 6巻」の発売日は未定です。
発売日が決定次第、記載しておきます。
ではでは
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