この記事では「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 1巻」の感想を書いています。

引用:「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 1巻」表紙
お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 とは
「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」とは佐伯さん先生によるライトノベルの作品です。
小説家になろうで2018年12月から連載され、GA文庫より2019年6月に1巻が発売されました。
「このライトノベルがすごい!2020」文庫部門で10位、「このライトノベルがすごい!2021」文庫部門で10位になりました。
本作品は
自堕落な生活を送る・藤宮周と学校一の美少女・椎名真昼の2人が次第に心を開き、素直ではない2人がだんだんと心を通わせる甘く焦れったい恋の物語
です。
お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 1巻
感想
私がこの作品を読んだのは2020年12月です。
3巻まで発売されているのは知っていて、1巻を読んだら2巻と3巻もすぐに購入して、読み終えました。
周と真昼の甘々な関係性がどうなっていくのかが気になり、あっという間に2人の世界に引き込まれました。
主な登場人物は藤宮周と椎名真昼の2人です。
周は一人暮らしをしており、自堕落な生活を日々送っています。
整理整頓が苦手で部屋は散らかっており、食事はコンビニ弁当、栄養補助食品、外食で済ませる平凡な少年です。
真昼も一人暮らしをしており、周の隣の部屋に住んでいます。
学校では周りから「天使様」と呼ばれており、成績が良く、運動もできる才色兼備の少女です。
この物語は周が雨にうたれている真昼を見つけ、声を掛けたところから始まります。
周は濡れている真昼に傘を貸し、そのまま雨に濡れながらアパートまで帰ったのですが、風邪を引いてしまいます。
翌日、風邪を引いたことを真昼に知られ、そこから2人の関係が始まりました。
真昼が周の看病をした際に、周の部屋に上がったのですが・・・
そこで真昼は周が自堕落な生活を送っていたことを知り、そんな周を見かねて掃除や食事などのお世話をすることとなりました。
初めは2人とも恋愛っぽさは全くなく、利益重視でこの関係を続けていましたが・・・
2人はだんだん心を開き、心を通わせるようになります。
そんな2人の姿がもう甘くて甘くて。
ラブコメ作品を何か読みたいと考えている方にはぜひとも読んで欲しい作品です。
甘すぎて砂糖過多なので要注意ですが(笑)
印象に残ったシーン
個人的に印象に残ったシーンは2つあります。
周の母親が訪ねてきたシーン
突然、周と真昼がいる部屋に周の母親がアポなしでやって来ました。
2人とも周の母親の勢いに圧倒されていましたね。嵐のような人だった。
2人とも母親の訪問により、かなり疲弊しましたが2人が名前で呼び始めるきっかけとなったのは良かったですね。
名前呼びになっただけですが、それでも2人の距離が縮まったのは確かですからね。
母親ナイス!
周の隣人が真昼だと樹と千歳に知られたシーン
クリスマスイブに周の部屋に樹と千歳がやって来て、2人のベランダに出たタイミングが隣の部屋にいた真昼と重なってしまい、周の隣人が真昼だと知られてしまいます。
偶然、周と真昼の関係性を知られることになりましたが、この2人は周とかなり仲が良いので、遅かれ早かれいつかは知られていたでしょう。
真昼も新しく友達ができたので、この4人が知り合えたのは良かったですね。
周と真昼の関係を信頼できる人が知っていると、もしもの時に手助けしてくれることもあると思いますしね。
お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 2巻
「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 2巻」は既に発売されています。
ではでは
コメント