この記事では2020年10月16日に発売された「推しの子 2巻」の感想を書いています。

引用:「推しの子 2巻」表紙
「推しの子 1巻」の感想は以下のリンクからどうぞ
推しの子 2巻
感想
第1巻はこの物語の導入でした。そして、この第2巻からがこの物語のスタートです。
2人の目標・目的
ルビーは母親のアイのようにアイドルを目指していますが、アクアが巧妙に手を回し、ルビーがアイドルになるのを阻止しています。
アイドルになるための面接を受けたルビーに不合格の連絡をしたのがアクアだった場面は鳥肌が立ちました。
なんとしても妹をアイドルにさせないという意思を感じさせます。
アイの件やアイドルの待遇などを考えると妹にアイドルの道を歩ませたくないという気持ちが分からなくもないですが・・・
監督の言うとおりさすがに過保護すぎないか・・・と思ってしまいます。
まぁ、結果として苺プロダクションが新規アイドルグループを立ち上げ、ルビーはそのメンバーになるのですが・・・
どのような経緯であれ、ルビーは夢に一歩近づけて良かったですね。
ルビーはアイドルという道を選びました。対して、アクアは監督の下で裏方の仕事を学んでいます。
その目的は偏に父親を見つけ出し、アイの受けた苦しみを味合わせるためです。
芸能界に足を踏み入れるのはそのための手段でしかないという・・・
ルビーとアクアはどちらも目的、目標に対して強い意志を感じられますね。
監督のありがたいお言葉がありましが、監督の母親に邪魔されたので紹介は割愛で(笑)
高校入学、天才子役が再び登場
2人が入学した高校には1巻でも登場した 10秒で泣ける天才子役・有馬かな がいました。
子役時代は仕事に引っ張りだこでしたが、現在は下降線を辿っているようです。
有馬のごり押しとアクアの父親探しの思惑が一致し、アクアのドラマ出演が決まりました。
その出演ドラマは若手モデルの宣伝のために使われており、演技は二の次なためかなりの駄作に仕上がっているようです・・・
原作者の気持ちを考えると不憫ですね・・・
そんな中、最終話のアクアと有馬の演技は素晴らしく、一部で話題になりました。
最終話までに視聴者が離れていたため、大きくバズることはありませんでしたが、確かに爪痕を残しましたね。
やはり二人とも役者としての才能があるのですね。
次回作へ、アイドルの道へ
アクアは父親の情報を交換条件に新たな作品に出演することが決まりました。
役者としての才能があるからこそだけど、こうも簡単に仕事が決まるのはすごいな・・・
アクアにとっては父親探しためでしかないのだが(笑)
出演作品は恋愛リアリティショーという、今のアクアを見る限り冷徹という言葉が似合うため、どのようになるか想像しづらいです。
有馬は苺プロダクションが立ち上げたアイドルグループに加入することになりました。
ルビーに続き、2人目のメンバーです。
ほぼアクアのごり押しで加入した形だけど(笑)
以上が、2巻の感想です。
3巻ではアクアとルビーの父親へ繋がる手掛かりは見つかるのでしょうか?
アイドルグループは正式に結成されるのでしょうか?
新たな加入メンバーは誰になるのでしょうか?
気になることはたくさんあるので、3巻の発売がとても楽しみです。
推しの子 3巻 発売日
「推しの子 3巻」の発売日は2020年2月19日です。
ではでは
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