この記事では2020年12月4日に発売された「鬼滅の刃 23巻」の感想を書いています。
「鬼滅の刃 22巻」の感想は以下のリンクからどうぞ
同日に発売された「鬼滅の刃 外伝」もチェックしてみてください。
水柱・冨岡義勇と炎柱・煉獄杏寿郎についてのスピンオフなので興味のある方はぜひ手に取ってみてください。
※追記(2020年12月5日0:00)
「鬼滅の刃 外伝」の感想は以下のリンクからどうぞ
鬼滅の刃 23巻
感想
吾峠呼世晴先生、2016年2月からの連載お疲れ様でした。
そして、「鬼滅の刃」という素晴らしい作品を生み出してくれたことに感謝いたします。
最終巻である23巻ですが、激闘の末、無惨を倒すことができました。
その後、炭治郎が鬼になる話や鬼のいない3か月後の話、そして子孫たちの話が描かれました。
無惨との最終決戦
激闘の末、無惨を鬼殺隊全員の力で倒すことができました。
陽が昇る直前、昇った後、誰か一人が倒れても誰かが立ち上がり、無惨に立ち向かう姿に感動させられました。
しかし、無惨を倒せたことによる代償はとても大きいものでした。
それは200話の「勝利の代償」で描かれました。
最終的に鬼殺隊の柱は無惨、上弦の鬼たちとの最終決戦において
- 蟲柱・胡蝶しのぶ
- 霞柱・時透無一郎
- 岩柱・悲鳴嶼行冥
- 恋柱・甘露寺蜜璃
- 蛇柱・伊黒小芭内
の5名が亡くなりました。
勝利の代償はあまりに重いものでした。
最終的に生き残った柱は
- 水柱・冨岡義勇
- 風柱・不死川実弥
の2名だけでした。
半分以上の柱が亡くなっているということからどれほどの激闘だったかが伺えますね。
伊黒と甘露寺の亡くなる直前の最後のシーンはとても素敵で、涙を誘うものでした。
2人ともこの戦いで生き残って、この時代で結婚できたらよかったのに・・・と思わずにはいられませんでした。
炭治郎が鬼に
201話では炭治郎が鬼になってしまい、周りに攻撃を始めます。
やっと無惨を倒すことができたのに、こんな展開ないよ・・・
最終的に、炭治郎は人間に戻ることができましたが、それは
- しのぶさんが作った鬼を人間に戻す薬をカナヲが持っていてそれを炭治郎に投与できたこと
- 一番最初にかんだのが禰豆子だったこと
の2つのおけげだったようです。
愈史郎の話によると、このどちらが欠けていても炭治郎は人間に戻れなかったようなので、本当に運が良かったですね。
鬼になった後の描写で、みんなが炭治郎のことを大切に想っていることがひしひしと伝わってきました。
伊之助は炭治郎と善逸と伊之助の3人で過去に話した「誰かが道を踏み外しそうになったら」という会話を思い出し、涙を流しながら炭治郎を斬ろうとしますが、
斬れねえ だめだ炭治郎 できねえ
ー 嘴平伊之助
引用:鬼滅の刃 23巻
と思い、炭治郎を斬れなかった描写はとても印象に残りました。
そうだよね・・・あんなに優しく、頼りになる親友を斬れるわけないよね。
子孫たちの話
205話では炭治郎たちの子孫の話が描かれました。
ほのぼのとした話で、幸せに暮らしている様子が描かれ、みんなが幸せになれて良かったなと思いました。
炭治郎とカナヲの子孫である炭彦が思った以上にやんちゃで面白かったです。
あんまり炭治郎とカナヲの血を感じないような(笑)
運動神経は抜群でしたけどね。
まとめ
とうとう鬼滅の刃が本巻をもって完結しました。
名残惜しいですが、引っ張りすぎてよく分からない展開になるよりは全然良いですね。
とてもスッキリとした最後でした。
23巻内に書き下ろしがあるので、ジャンプで連載を読んでいた人もぜひ手に取って欲しいです。尊い言葉が綴られているので、ぜひ!
また、同日に冨岡義勇と煉獄杏寿郎のスピンオフが発売されました。
興味のある方はぜひ手に取ってみてください。
ではでは