【感想】「神は遊戯に飢えている。 3巻」ネタバレあり

ライトノベル

この記事では2021年8月25日に発売された「神は遊戯に飢えている。 3巻」の感想を書いています。

引用:「神は遊戯に飢えている。 3巻」表紙

 

「神は遊戯に飢えている。 2巻」の感想は以下のリンクからどうぞ

 

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神は遊戯に飢えている。 3巻

あらすじ

ダークスらとの激闘を終え、新たにネルを仲間に迎えるべく賭け神(ブックメーカー)との戦いに臨むフェイたちだったが、狡猾な賭け神にネルはあえなく返り討ちに。だが、フェイは「想定通り」と力強く宣言して賭け神を挑発。天才的な起死回生の策と共にフェイVS賭け神の1VS1の戦いを仕掛ける。同じころ複数の都市を巻き込んで使徒(プレイヤー)が「神々の遊戯」から帰還できないという異常事態が発生。「無敗の我が遊びに来てやったぞ」――そしてさらなる「規格外」の参戦で、フェイの遊戯は新たな局面を迎えようとしていた――!

引用:Amazon.co.jp: 神は遊戯に飢えている。3 (MF文庫J) eBook : 細音 啓, 智瀬 といろ: 本

 

感想

3巻の前半ではネルの敗北を取り消すための賭け神(ブックメーカー)・グレモワールとの戦いが描かれました。そして、後半では突如世界中で発生したクリアするまで現実に戻ることができない「死と再生の迷宮ルシェイメア」に挑む様子が描かれています。

3巻は賭け神との戦いだけが1巻を通して描かれると思っていたので、前半と後半で別々の遊戯を描くというのは意外でもあり、別の遊戯も楽しむことができて嬉しかったです。

読んでみて賭け神との戦いだけでは1巻分のボリュームを出すことは難しそうだと感じたため、前半と後半に遊戯を分けたのは正解だと思いました。分けたことにより、1巻を通してのテンポが良くなり、読みやすかったですからね。スラスラ読むことができました。

遊戯の内容もよく考えられたものであり、賭け神との遊戯ではなるほどと納得できました。また、迷宮脱出ゲームはまだ不明な点が多く、4巻でも続きが描かれるので、今後の展開をいろいろと考えることができ、非常に楽しみです。

 

前半と後半の遊戯についてそれぞれ思ったことを書いていこうと思います。

前半戦の遊戯ではフェイの新たな仲間であるネルの敗北を消すという目的のために賭け神に挑みます。

通常、神々の遊びは合計3敗してしまうと、挑戦権を失ってしまいます。しかし、賭け神に挑み、勝利をつかみ取れば敗北を消すことができます。また、賭け神との遊戯は人間と神の1対1で行われます。

  • 通常の神:勝利すれば「1勝」、敗北すれば「1敗」を与える。
  • 賭け神:勝利すれば「1敗」、敗北すれば「1勝」を消す。

 

今回、ネルはフェイの勝利をチップとし、不定多相の神(グレモワール)に挑みました。

ネルはフェイの3勝をチップとして、グレモワールと3度ポーカーに挑みましたが、あっさりと3敗を喫してしまいました。

グレモワールが試合巧者で、ネルにも勝機はありました。しかし、フェイの勝利をチップとして賭けていたことから「負けたくない」という想いが強くなり、リスクを負うことができず、勝負をかけることができないまま負けてしまいました。

 

ネルの敗北を受け、次はフェイがグレモワールとの遊戯に挑むこととなります。

その遊戯の内容は「3つの遊戯(コインの裏表当て、ポーカー、ババ抜き)でグレモワールが行う1種類のイカサマを見破る」というものでした。

遊戯自体で勝敗を決めるわけではなく、どのようなイカサマをしたかを見破れるかどうかで勝敗を決めるという通常とは少し趣向の違うものでした。

 

勝負はフェイが考え抜いた末、再度ババ抜きを挑み、グレモワールに勝利したことで裏の勝利条件を満たし、勝利しました。

そして、気になるグレモワールが仕掛けたイカサマの内容は「フェイの仲間(レーシェ、パール、ネル)との共謀」でした。

私はそれぞれの遊戯で具体的にどのようなイカサマを仕掛けたかは分かりませんでしたが、イカサマの内容が仲間たちとの共謀であることはなんとなく予想できました。

3人がそれぞれの遊戯で1人ずつ関わっていたので、そうなんだろうなと思いながら読んでいました。

さすがにフェイのように根拠を持って説明はできませんでしたが・・・

特にババ抜きについての説明はなるほどと納得させられました。

 

今回のグレモワールとの遊戯により、フェイ、レーシェ、パール、ネルの勝ち星はそれぞれ3勝で並びました。

フェイがもとより狙っていたのは仲間たちが3勝で並ぶことだったのです。

勝ち星が並んだことにより、仲間たち全員が同時に10勝に到達する舞台が整いました。

勝ち星がずれている点は前々から気になってはいたので、これでチーム一丸となって10勝を目指すことができますね。それと同時に新たな仲間が入る可能性が減ったとも言えますが・・・

 

後半戦は4巻へと続く遊戯となる迷宮(死と再生の迷宮ルシェイメア)脱出ゲームです。

この遊戯はクリアまたはセーブアイテムを手に入れるまで現実世界に戻ってくることができないという、これまでの神々の遊戯では前例のないものとなっています。

クリアするまで現実世界に戻ってこれないという設定を聞くと、SAOを思い出してしまいますね。

 

元々フェイたちはこの遊戯に参加していませんでしたが、実力者であるため遊戯に参加し、参加者たちを救いに行きました。

遊戯は予想通り、何度でも挑戦可能でしたが、1度でも敗北を喫すると、スタート地点に戻ってくるというかなり理不尽なもので、それぞれのギミックなどは初見殺しでした。

初見殺しが満載の上、セーブアイテムを手に入れなければセーブできないというのはしんどいですね。

時間をかけて少しずつ攻略していけば、いずれはゴールにたどり着くのでしょうが、よっぽどの遊戯好きでないと心が折れてしまいそうですね。レーシェはこの遊戯を存分に楽しみそうですが(笑)

 

3巻のラストでは今巻で表紙を飾っている少女・ウロボロスがフェイたちの前に現れます。

ウロボロスが女の子だったことに驚きですし、「無敗」というTシャツがダサすぎて逆に好きです(笑)

 

4巻では迷宮脱出ゲームの続きが描かれることとなります。

ゲームをクリアできないという八方塞がりの状況からどのようにフェイたちは思考を凝らし、遊戯に向き合うのか楽しみですね。

また、2巻で登場したダークスとケルリッチも迷宮に参戦するようなので、彼らとの絡みも楽しみですね。

 

神は遊戯に飢えている。 4巻

「神は遊戯に飢えている。 4巻」の発売日は未定です。

発売日が決定次第、情報を更新します。

ではでは

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