【感想】「神は遊戯に飢えている。 2巻」ネタバレあり

ライトノベル

この記事では「神は遊戯に飢えている。 2巻」の感想を書いています。

引用:「神は遊戯に飢えている。 2巻」表紙

 

「神は遊戯に飢えている。 1巻」の感想は以下のリンクからどうぞ

 

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神は遊戯に飢えている。 2巻

あらすじ

現代に復活した元神レーシェに指名された少年フェイは、勢いのまま「神々の遊び」を連続攻略し、一躍世界最注目の存在へ名乗りを上げた。だが、彼らに刺激を受けた使徒(プレイヤー)の影響でしばらく自都市での活動ができなくなったフェイたちは、レーシェの不満解消も兼ねて別の都市への遠征に赴くことに。フェイを一方的にライバル視する黒衣の男ダークスが登場し、フェイたちは親善試合の場を借りた高度な心理戦に巻き込まれる。プライドを賭けた戦いに挑むフェイのパートナーは――なんとパール! 不安しかない戦いを前に、少女の意外性が爆発する!? そして待ち受ける次なる「神の遊戯」とは――?

引用:神は遊戯に飢えている。2 | 神は遊戯(ゲーム)に飢えている。 | 書籍 | MF文庫J オフィシャルウェブサイト (mfbunkoj.jp)

 

感想

2巻ではフェイたちが別の都市に足を運び、その都市で交流戦を行い、そしてメインの「神々の遊び」に挑みます。前半戦は交流戦、後半戦は「神々の遊び」という構成です。

フェイたちが別の都市に足を運ぶ理由はあらすじにも書かれている通り、1巻で描かれたボロボロス戦に刺激を受けた他プレイヤーが巨人像に殺到し、予約が埋まってしまい、すぐに「神々の遊び」に挑むことができないためです。(ヒト側は遊戯に挑む人数制限はなかった気がするから予約が埋まるとかないような気がするけど、神秘法院ルイン支部が制限を掛けてたりするのかな?)

これまで誰も勝ったことがなく、なす術がなかったボロボロス相手に勝利した映像を見せられたら、そりゃみんな「俺もやってやるぞ!」ってなるよね。

結果として、フェイたちが他の都市を訪れることとなり、新たな出会いも生まれたので、世界観が広がったなという印象です。

 

新たな出会いについてですが、フェイたちが訪れた都市・聖泉都市マル=ラで以下の3名の新キャラクターが登場しました。

  • ダークス
  • ケルリッチ
  • ネル

このうち、ダークスとケルリッチは1巻の最後にちらっと登場していましたね。

この3人は今後も登場機会がありそうですし、特にネルは3巻でメインキャラクターとして活躍してくれるでしょう。

 

まず、前半の交流戦についてですが、こちらはフェイたちが神と勝負するわけではなく、人間同士でゲームで対戦します。

ゲームの内容の大元はすごろくです。それにプラスして、各プレイヤーにライフポイントが与えられ、ゲームが進行します。

そのため、勝利条件は

  • すごろくのルールに則り、相手よりも早くゴールに辿り着く
  • 相手のライフポイントを手札の魔法カードを使って攻撃することで削り、0する

の2つがあります。

2つのゲームを合わせたもので、いろいろと戦略が立てられそうで面白いですね。

少し気になったのは魔法カードの効果が強い印象を受けたため、ゴールに辿り着いて勝利するのは難しそうだと思いました。これは両者がライフポイントを削って勝利を目指すという作戦で戦ったことも影響しているとは思いますが。

 

そして、このゲームは2vs2での対戦となり、てっきりフェイとレーシェがタッグを組むかと思いきやフェイとパールのタッグでダークスとケルリッチに勝負しました。

あらすじにはきちんとフェイとパールがパートナーで勝負したと書かれていますが、1巻を読み終わって、すぐに2巻を購入して読み始めたため、本編を読んでいて驚きました。

フェイとレーシェのタッグは1巻のvs巨神タイタンの「神ごっこ」で描かれたため、バランスを取るという意味でもパールとのタッグはありでしたね。

ゲーム自体についてはフェイがきちんと最初に伏線を張っており、それを最後に回収する辺りはさすがだと感じました。

きちんと伏線が回収された時のスカッとする感じが本当に好きです。

 

続いては、『太陽の軍神』マアト2世との「神々の遊び」についてです。ゲーム名は「太陽争奪リレー」です。

このゲームでは各チームの各プレイヤーが太陽の花を1本、毒の花を1本、砂の花を太陽の花と毒の花を持っていないプレイヤーに1本持ってスタートします。(各チームで所有者を決める)

勝利条件は

  • ピラミッドまで走り、太陽の花をピラミッドの最上段に捧げる
  • 神チームの太陽の花を奪う

の2つです。

またまた面白そうなゲームですね。現実に存在したらぜひ一度参加してみたいです。太陽の花か毒の花を持った状態で(笑)

 

フェイが太陽の花を持っているメンバーを誰にも明かさないようにしようとみんなに伝えたのに、開始早々、フェイとレーシェの2人は「太陽の花を持っているのは自分だ」と宣誓しました。

誰にも明かさないようにしようと言った本人がいきなり破るという(笑)

フェイやレーシェのように自らどんどん仕掛けているのは見ていて面白いですね。彼らがどんな手を繰り出すのかワクワクします。

 

このゲームの決着はフェイがダークスから太陽の花を受け取り、ケルリッチがフェイを祭壇まで届けて、フェイたちが勝利を収めました。

レーシェが所持していた毒の花は敵に無理やり握らせて、行動不能にするという力技には笑いました。言われてみれば、カモフラージュで使用するのではなく、タイミングを見計らって、相手に握らせて行動不能にするというのが一番良い使い方でしたね。

 

フェイたちはこのゲームに15人で挑みましたが、このゲームは参加人数が多ければ多いほど、ヒト側が有利になるゲームですね。

参加人数が多くなれば多くなるほど、太陽の花を隠す場所が増えるわけですからね。その面を考えると、このマアト2世の遊戯は比較的優しめな部類だったのかもしれませんね。あくまで参加人数が多ければの話ですが。

 

最後に、3巻の内容に続くエピローグについてですが、もうワクワクが止まりません。

ネルは既に3敗を喫しています。しかし、1勝をチップに賭け「神々の遊び」に挑み、勝利することで敗北を1つ消すことができるというものがあるのです。

これに関してはよく考えられていると感心しました。現状、フェイは6勝0敗という圧巻の成績を残していますが、「これだとあと4巻分ぐらいで、フェイは10勝に到達してしまうのではないか」と思っていましたが、まさかこのような形で勝利数が減ることになるとは思いませんでした。

勝利数が減って悲しい反面、フェイたちが遊戯に挑む姿をさらに多く見ることができるという喜びがあります。

 

ネルはあっけなく3敗を喫し、フェイの勝利数が6勝から3勝になってしまいました。

しかし、フェイが「このゲームは俺の勝ちだ」「次は俺が遊んでやるよ。答え合わせはその後だ」と言って、2巻は幕を閉じます。

このセリフだけでカッコよすぎるのだが・・・3巻でどのように勝利を収めるのか非常に楽しみです。(勝利すると決まったわけではないけど)

 

2巻では新たな出会い、フェイとパールのタッグでの遊戯、神々の遊戯、3巻への布石など盛りだくさんの内容でした。

2巻が発売されたばかりですが、3巻が早く読みたいですね。

 

神は遊戯に飢えている。 3巻

「神は遊戯に飢えている。 3巻」の発売日は未定です。

発売日が決定次第、掲載しておきます。

ではでは

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