【感想】「義妹生活 3巻」着実に変わりゆく2人の心境!ネタバレあり

ライトノベル

この記事では2021年7月21日に発売された「義妹生活 3巻」の感想を書いています。

引用:「義妹生活 3巻」表紙

 

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義妹生活 3巻

あらすじ

兄妹として、初めての夏休み。一歩ずつ歩み寄っていく二人の、大切な日々。

悠太と沙季が義理の兄妹になって初めて迎える夏休み。
何故か悠太が働く書店に履歴書を出した沙季は、アルバイトの後輩として働き始めることに。
兄ではなく、先輩として彼女と接していくにつれて、悠太は今まで見えていなかった、沙季の新たな一面に気づいていく。
そんなある日、同じシフトで働く読売栞が、沙季の様子にひとつの不吉な兆しを見出す。
「あの子の真面目で自分に厳しい、甘えられない性格は、いつかあの子自身を壊してしまうかも」
決断を迫られる悠太。
期待しない、干渉しすぎない――その約束を破り、彼女の在り方に影響を与えてしまうような介入をすべきか、否か。
兄として選んだ“選択”とその結末は……?

引用:義妹生活3 | 義妹生活 | 書籍 | MF文庫J オフィシャルウェブサイト (mfbunkoj.jp)

 

感想

3巻では悠太が真面目で頑張りすぎな沙季にたまには息抜きしてほしいと奔走する姿が描かれています。

その中で、2人が絶妙な距離を保ちつつも、互いが少しずつ近づき、新たな気持ちが芽生えている様子が描かれています。

 

2巻では沙季が悠太への恋心(嫉妬心)を自覚し、悠太と同じバイト先で働き始めました。

そして、3巻では悠太がはっきりと沙季のことが「好き」という感情を自覚しました。

 

始めは互いに家族として一定の距離を保って、暮らしていこうというスタンスでしたが、2巻と3巻で明確に2人の心に大きな変化が訪れました。

しかし、2人は家族同士あり、幸せな両親のことを想い、家庭内をギクシャクさせないために、悠太は沙季のことを「義妹」なのだと、沙季は悠太のことを「義兄」であると言い聞かせています。

相手のことを好きだという気持ちと両親の幸せを願う気持ちの狭間で揺れている2人の様子はもどかしく、なんとかしてあげたいという思いにさせられます。

 

通常のラブコメ作品であれば、「好き」という気持ちが芽生えたところからラブコメ作品らしい展開へと移り変わってくのでしょう。

しかし、本作品は家族という枠組みで、相手のことを「好き」と自覚してしまった2人、そして両親の幸せを壊したくないという優しい気持ちを持った2人であるため、よくあるラブコメ作品のような展開にはならないことでしょう。

そのため、2人が今後どのような物語を紡いでいくのかは非常に興味があります。

 

終盤、沙季は悠太のことをこれまで「浅村くん」と呼んでいましたが、「兄さん」と家族の前で呼びました。

これは沙季が悠太に歩み寄り、2人の距離が縮まったと考えることができますが、沙季の意図としては悠太のことが好きと言う気持ちを封印するために「兄さん」と呼び始めました。

決して悠太のことが好きではないと、相手に気持ちがバレないようにするために、この気持ちを封印するために・・・

なんとももどかしい沙季のエピローグですが、このエピローグは彼女自身の本心が語られているため、全体を通して読んだ後に読むと、あの時彼女はこう思っていたのだということがはっきりと分かるため、非常に面白いですね。そして、2人の気持ちを知っている読者からすると、もどかしい気持ちにさせられます。

 

3巻ではとうとう2人が相手のことを好きだと認識しました。

4巻以降ではこの気持ちをもった2人がどのような生活を送っていくのか非常に楽しみですね。

 

義妹生活 4巻

「義妹生活 4巻」の発売日は未定です。

発売日が決定次第、記載しておきます。

ではでは

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