【感想】「千歳くんはラムネ瓶のなか 5巻」これぞ青春!ネタバレあり

ライトノベル

この記事では「千歳くんはラムネ瓶のなか 5巻」の感想を書いています。

引用:「千歳くんはラムネ瓶のなか 5巻」表紙

 

「千歳くんはラムネ瓶のなか 4巻」の感想は以下のリンクからどうぞ

 

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千歳くんはラムネ瓶のなか 5巻

あらすじ

いつかきっと、この日々を思い出す。

夏休み。藤志高では恒例の、2・3年合同の勉強合宿。
と言っても、2年生の俺たちにとっては、仲間たちと夏のイベントを楽しむいい機会だ。

どこまでも青い空と海。色とりどりの女子の水着。夜、ふたりきりのナイショ話。男だけの温泉回(?)……。

眩しい光景を見つめながら、あるいは目をそらしながら。
俺たちは、こぼれ落ちそうな思い出を、ポケットいっぱいに詰め込んでいく。

――なにかが変わる夏が、賑やかに密やかに、幕を開けた。

引用:Amazon.co.jp: 千歳くんはラムネ瓶のなか 5 (ガガガ文庫) eBook : 裕夢, raemz: 本

 

感想

5巻では2・3年合同の勉強合宿の様子が描かれました。

5巻を一言で表すと、「来るべき時が来て、ただただ切なく悲しい結末」でした。

5巻では表紙に描かれた夕湖がメインとなる回です。

これまで悠月、明日風、陽が2,3,4巻の表紙をそれぞれ飾り、メインとなる話が描かれました。

残るは夕湖と優空でしたが、5巻では夕湖が表紙を飾り、メインとなる話が描かれました。(ということは6巻は・・・)

 

5巻の最大のハイライトは最後のシーンでしょう。

それについては以下の3要素だけで、何が描かれたのか大抵の方は察することができると思います。

  • 夕湖がメイン
  • 来るべき時が来た
  • 悲しい結末

5巻のラストでは夕湖が朔に告白し、そして「心の中には他の女の子がいる」と朔から伝えられ、断られるという結末が待っていました。

青春は素晴らしいものであり、そして同時に切なくて残酷なものでもあると思いました。

 

この告白のシーンまで勉強合宿、花火大会、海など夏休みに行われるであろうイベントを総動員し、彼らの仲睦まじい青春を描き切った後だったからこそ、この告白のシーンはさらに際立ち、印象に残りました。

夏休みのイベントと告白というイベントの緩急(落差)がすごくて、どちらも青春の1ページには変わりなく、告白が失敗するということは当然起こり得ることなのですが、残酷だと思わずにはいられませんでした。

 

恋愛ものの作品では告白というイベントは遅かれ早かれ描かなければならない題材のひとつですが、それをこの夏休みの最後に持ってきたのは素晴らしいの一言です。

「楽しい」から「悲しい」への落差が凄まじく、そして6巻のメインとなるであろうキャラへの布石を最後に打ち込むという100点満点の内容だったと思います。

 

これまでに書いたように、5巻は夕湖にスポットが当たった回ですが、なぜ彼女が朔のことを好きになったかについても描かれました。

夕湖は周りから受ける特別扱いに居心地の悪さを感じており、周りとの壁を感じていました。

その壁をいとも簡単にあっさりとぶっ壊し、特別扱いなどせずに接してくれたのが他でもない朔だったのです。

夕湖がこれまで長い間誰も壊してくれなかった壁を壊してくれた朔のことを好きになってしまうのは必然だったのかもしれませんね。

 

6巻ではおそらく、優空が表紙を飾り、彼女がメインとなる話が描かれることが濃厚です。

ラストで、優空が朔に伝えた言葉はもう告白と同義と言ってもいいでしょう。

6巻で彼女がメインとなった場合、朔が優空を救ったエピソードが描かれることでしょう。とても気になる内容なので、早く読みたいです。

個人的に優空推しなので、彼女と朔が結ばれたら嬉しいとずっと思っていましたが、夕湖の告白のシーンを読んだ後だとかなり複雑な気持ちになっています・・・

 

千歳くんはラムネ瓶のなか 6巻

「千歳くんはラムネ瓶のなか 6巻」の発売日は2021年8月19日です。

 

ちなみに、これまでの発売日は以下の通りです。

  • 1巻:2019年6月23日
  • 2巻:2019年10月18日
  • 3巻:2020年4月22日
  • 4巻:2020年9月23日
  • 5巻:2021年4月25日

ではでは

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